第29話「新たな絆」60〜80年代ファッション

2025年3月10日

60〜80年代ファッション

桜子がふと、コーヒーカップを見つめながらつぶやいた。
「ねぇ…私たちって、いつの間に“ただの仲間”から“絆”になったのかなって、最近考えるの。」

紫陽花が小さく微笑む。「なんか、わかるかも。最初は“仕事”って感じだったけど…今は違うよね。」

紅葉もそっと言葉を添える。「あのイベントや着物リメイクを一緒に乗り越えてきたから…気づいたら、ね。」

柚が優しく頷く。「サステナブルなファッションだけじゃなくて、私たち自身の関係も、サステナブルでいられたらいいな。」

その言葉に、みんな自然と笑顔になった。

「ねぇ、最近さ。60〜70年代ファッション流行ってるよね！」桜子がスマホの画面をみせると、全員が画面を覗き込む。

「確かに…フレアパンツとか、古着の花柄ブラウスとか。サステナブル的にもいいよね。」紅葉の目が輝く。

「そうそう、昔の服って、今の大量生産より縫製もしっかりしてるし。」柚も頷く。

紫陽花も、「実はね…母が若い頃着てたワンピース、最近もらったの。すごく丁寧に縫われてて、今見ても可愛いの。」と、少し恥ずかしそうに告白。

「えー！見たい！絶対似合う！」と桜子がはしゃぐと、みんなも釣られて笑顔になる。

「昔の服って、持ち主の思い出も一緒に受け継げるんだよね。」と紅葉がしみじみ言うと、柚も優しく続ける。
「それって、まさに“サステナブル”じゃん。長く大切に着るって、物も気持ちも温かくする。」

カフェの窓越しに、少し春めいた日差しが差し込む。
「…私たちも、ゆっくりでもいいから、この関係を続けたいな。」と桜子。

紫陽花が微笑む。「うん。急がなくていい。続けることに意味があるから。」

紅葉も、ふわっと笑う。「私も、このチームだからこそデザインしたいものがある。」

柚も、カップを持ち上げて言う。「じゃあ、改めて。“サステナブルな絆”に、乾杯？」

「かんぱーい！」

柔らかく響いた声と笑顔。新たな絆が、静かに、でも確かに結ばれていた。

特徴：華奢で柔らかいボディライン、細い首やデコルテが特徴
似合うアイテム：
- Aラインミニワンピース
- ふんわりブラウス×ミニスカート
- リボンやパフスリーブなどフェミニンなディテール
パーソナルカラー別
- イエベ春：明るいイエロー、コーラルピンク、ペールグリーン
- ブルベ夏：ラベンダー、シャーベットブルー、ミントグリーン

特徴：グラマラスで立体的な体型
似合うアイテム：
- 肩パッド入りジャケット／肩パッド入りではなく腕の筋肉を拾わないしっかりしたジャストサイズが良い
- タイトスカート
- Vネックトップス
パーソナルカラー別
- イエベ春：ベージュ、コーラルピンク
- ブルベ冬：ブラック、ディープパープル、真紅

年代	骨格タイプ	ファッション特徴	似合うパーソナルカラー例
60年代	ウェーブ	ミニワンピ、ツイッギー風	イエベ春：コーラル、ブルベ夏：ラベンダー
60年代	ナチュラル	モッズコート、ストレート	イエベ秋：カーキ、ブルベ冬：グレー
70年代	ナチュラル	フレア、マキシ、フリンジ	イエベ秋：ブラウン、ブルベ夏：スモーキー
70年代	ストレート	シャープ	イエベ春：キャメル、ブルベ冬：ネイビー
80年代	ストレート	肩パッド／現代ではソフト肩バッド、タイト	イエベ春：ベージュ、ブルベ冬：ブラック
80年代	ウェーブ	ペプラム、シフォン	イエベ秋：ゴールド、ブルベ夏：ダスティ